今日は告白の日。
おとといAKさんから前向きな返事は頂いたものの、正式な了承はもらっていなかったので、普通に緊張していた。
この日はドラマsilentのロケ地である下北沢で、16時から会うことになっていた。
緊張していたせいか、待ち合わせ時間よりも30分早く着いた。
非常に落ち着かない。
緊張を紛らわせるために、僕は下北沢駅周辺をふらっと散歩していた。
散歩をして思ったのだが、下北沢はちょっと異国感があった。
外国人が多く、本当に日本かな?と思った。
散歩をしていると、待ち合わせ時間の16時になっていた。
AKさんと合流した途端に、告白のことで頭がいっぱいになった。
今日一緒に巡るルートを完全に忘れてしまったので、僕はメモを取り出し「ここを巡るんですよね!」と確認。
AKさんは「そうです!」と返事をしてくれた。
もういっそう、今すぐにでも告白したいくらいだった(流石にしなかったけど)。
ともあれ、まずはこのデートを全力で楽しむぞ!という気持ちに切り替えた。
1時間くらい歩いた頃だろうか、僕らは何となく人気が少ない道を歩いていた。
告白するなら今だと僕は思った。
そして、ついに、告白の瞬間が訪れた。
こないだもお電話でお話ししたのですが、僕はAKさんのことが好きです。良かった付き合ってください。
この時の告白はストレートに言えていたと思う。
AKさんから「よろしくお願いします」と返事を頂き、僕らは正式に付き合うことになった。
本当に良かった。
重大な任務を終えたせいか、肩の力がドッと抜けた。
僕はAKさんに少しずつ近づき、手を軽く握った。
恋愛経験の少ない僕は、手を握るだけで緊張した。
手を繋ぎ歩いていると、ドラマに出てくる踏切に着いた。
この時僕は「踏切を背景にツーショットを撮りましょう!」と提案した。
写真を撮った後、あたりがすぐに暗くなったので、このタイミングでツーショットを撮れてよかったと思った。
写真を撮った後、人生で初めて魯肉飯を食べた。
魯肉飯の感想だけど、お肉がゴロゴロしていて美味しかった。
余談だけど、漬物はなくてもいいかなと思ったけど、どうなんだろうか。
マクドナルドのハンバーガーの中にあるピクルスみたいに、この漬物にも意味があるのかな。
ともあれ、魯肉飯を美味しく頂いた。
まだ少し時間があったので、2件目に行くことになった。
2件目はガスト。
「ファミレスでもいいですよ〜」とAKさんが言ってくれたので感謝だ。
ガストでたわいのない話をした後、僕らの呼び方を決めることに。
呼び方を決めた時、ちょっと照れた。
我ながら青春をしているなと思った。
帰る時間になったので下北沢駅で解散したけど、どんなことがあってもAKさんのことは守ると決めた。