電車乗り間違えました、すみません。
AKさんから集合時間に間に合わない旨の連絡をもらった。
僕は全く慌てていなかったが、多分AKさんは大慌てだ。
僕は焦らなくて良い旨をAKさんに伝えた。
この時、僕らは表参道のとあるパン屋さんで待ち合わせをしていた。
そのパン屋さんの名前はアマムダコタン。
アマムダコタンはどうやらインスタ映えするようお店らしい。
僕は集合時間よりも早くアマムダコタンに到着したので、先に並ぶことにした。
3月11日は空いていたおかげか、30分足らずでアマムダコタンの入り口付近まで来た(後輩からは1時間は絶対に並ぶと聞いていたのだが)。
入り口付近まで来たものの、AKさんの姿がまだ見当たらない。
「あれこれはもしや一人でお店に入るパターンなのでは?」と思うと、少し面白ろおかしくなった。
僕がお店に入る寸前で、AKさんと合流できた。
真夏日でもないのに、AKさんはとても汗をかいていた。
きっと焦って来てくれたんだろう。
僕はとても嬉しくなった一方で、全然慌てなくてよかった旨を改めて伝えた。
ともあれ、無事故で来てくれて何よりだ。
僕は無事にAKさんとアマムダコタンに入らことができた。
アマムダコタンはまるで、森の中にある家ような雰囲気で、僕が知ってるパン屋からかけ離れていた。
僕はあんぱんと紫キャベツが入ったハンバーガーと、チョコレートパンの3つを購入した。
パンを買い終わった後、紙袋が可愛かったので、紙袋のツーショットを撮った。
少し歩き座れる場所を見つけたので、僕はさっき買ったあんぱんを食べることにした。
あんぱんを一人で食べても良かったんだけど。せっかくなので、AKさんに半分あげた。
あげた時、何だか自分までも幸せな気持ちになった。
大切な人に何かを分けるってこんなに幸せなことなのかと実感したし、母の無償の愛はこんな気持ちになのかなと思った。
んぱんを食べ終わり、夜ご飯の場所へ。
今日の夕飯は薬膳鍋。
昼は暖かく「夜鍋か」と思っていたのだけれど、夜は冷えていたので鍋で良かったと思った。
お店に入り鍋を注文。
メニューの片隅に玄米がおかわり自由です、と書かれていたので僕は玄米を追加注文した。
大盛りで2杯は玄米を食べてしまった(お代わり無料はよくないですね)。
AKさんは「いっぱい食べる人が好き」と笑ってくれた。
僕はその言葉に救われたのだけど、ちょっぴり恥ずかしくなった。
夕飯を食べ終え駅に向かう途中、とても風が強く寒かった。
前回のデートでAKさんにはマフラーを借りたこもあったので、僕はコートを貸した。
AKさんは遠慮していたけど、明らかに寒そうな顔をしていたので、最終的には「着てください!」とお願いをした(笑)
僕らは手を繋ぎ、少し遠い駅まで散歩した。
このまま時が止まればいいのにと思った。
続く