彼女との思い出

【2023.3.2】自分の想いをほのめかす

2023年3月2日

父方のおばあちゃんの葬儀が終わり数日が経過した。

「出会いは別れの一歩」という言葉があるように、人はどんな形であれ必ず別れるものだと改めて認識した。

別れがいつ来るからわからないからこそ、大切な人には、日頃から感謝の意を表したいなと強く思った。

僕は今日の夜、AKさんと電話することになっていたが、自分と電話をしてくれることに感謝だなと思った。

どんな内容を話すかは決めてなかったが、今の自分の気持ちは軽く伝えようとは決めていた。

今の気持ちというと、僕がAKさんのことを好きで、付き合いたいという気持ちだ。

まだ知り合って1ヶ月すら経ってないけど、個人的には知り合ってから3ヶ月くらい経っているような気持ちだった。

一般的には3回目のデートでの告白がセオリーかもしれないけど、僕の心はもう既に決まっていた。

そんなこともあり、今夜の電話で自分の想いを伝えようと思った(自分をここまで想わせてるAKさんはすごい)。

仕事を終えて、電車に乗った。

どんな風に自分の気持ちを伝えたらいいのやら。

僕は電車の中でとても悩んでいた。

悩んだ末、自分の想いを直接的に言おうと決意した。

いつも通り夕飯を食べ終えお風呂に入った。

そして気がついたら電話の時間になっていた。

電話ではいつも通り、たわいのない話で盛り上がった。

葬儀の件もあり、僕はいつも以上にAKさんに感謝をした(電話の時間を作ってありがとうなどの感謝をした)。

そして盛り上がりに終止符を打ったような、間が生まれた。

僕は「このタイミングで自分の好意を伝えるべきなのでは?」と思った。

頭が真っ白になりかけていたせいか、

「実はAKさんのことが好きで、良かったら付き合いなって思ってます。ただ明後日のデートになったら、顔を見て直接言わせてください」

という、何とも言えない伝え方をしてしまった。

自分をフォローするつもりはないが、僕は人生で一度も電話で告白をしたことがない人間だ。

伝えた瞬間「なんでもっと上手く伝えられなかったのだろうか」と心底思った。

自分の想いを伝え、少し間が空いた。

僕はその間がとても長く感じた。

AKさんの反応を恐る恐る聞くと、向こうも同じ気持ちとのことだった。

これって、告白が成功したのでは?

僕は見えないところでガッツポーズをしてしまった。

まだ正式にはOKをもらっていないのだけれど、これはAKさんと付き合えるかも!と嬉しくなったのだから、ガッツポーズくらいする。

自分の気持ちを伝えた後、少したわいのない話をして、電話を終えた。

自分でも驚いているのだが、AKさんとリアルデートを1回しかしていない。

1回のリアルデートでこんなにも人を好きになるなんて僕は夢にも思ってなかった(もちろんメッセージのやり取りは毎日しているし、電話は定期的しているのだが)。

周りからは「急いでいない?本当に大丈夫?」と思われるかもしれない。

けど全く急いではいなく、付き合うなら、なんなら結婚するならこの人かも、という直感が僕にはあった。

だから不思議と3回目のデートまで告白を待とうとは思わなかったのだ。

本当に不思議なものだ。

続く。

ABOUT ME
さいた
恋愛が大の苦手な個人投資家|30代男性|理系修士卒|マッチングアプリ歴5年|2023.3〜交際開始|お金で失敗→リベ大で勉強→つみたて投資中|無形資産にも積極投資|健康第一