コラム

【対策付き】お金の心配ばかりで疲れた方へ

未来を予測する副作用

こんな方にオススメ

✓お金の心配をしてしまう理由が知りたい方
✓お金の心配を軽減させたい方

突然ですが、お金の心配ばかりで疲れたことはありませんか?

僕は過去に、将来働けなくなったらどうしよう、急な出費が増えたらどうしよう、などと何度もお金の心配をしてきました。

そして漠然とした不安が募り、焦る日々。

お金の心配を無くすために稼ごうと思い行動。結果は大失敗。

僕は合計で数百万円もの大金を失いました(自身の失敗談も公開していますので、ご興味ある方はご覧ください)。

人生どん底の気分になりました。

このままだと本当に危険だと感じ、僕はお金について本気で勉強することにしました(現在進行形で勉強は続けています)。

副産物ではありますがお金の勉強をした結果、お金の心配ばかりで疲れている方の特徴やその不安を軽減する対策も知ることができました。

僕の分析結果ですが、お金の心配ばかりで疲れている方は

  1. いざという時のお金がなく不安
  2. 子どもや親の介護などで将来の出費がかかりそうで心配
  3. 働けなくなったらどうしようと悩んでいる

という特徴があります。

①~③の1つだけに当てはまる方もいれば、複数当てはまる方もいると思います。

ですがご安心ください。

僕の体験談ですが、①~③の漠然とした不安は軽減させることができます。

解決策を提示する前に、まず「なぜ人はお金の心配をするのか」という背景についてご説明いたします。

お金の心配をする背景を説明したうえで、①~③の不安を軽減させる方法や考え方をお伝えします。

なぜ人はお金の心配をするのか

そもそもなぜ人はお金の心配をするのでしょうか?

諸説ありますが、人は過去の経験を元に将来を漠然と予測できる力があるがゆえに、お金の心配をするのだと僕は考えています。

つまり未来を「漠然と」見据える力があるから、このままだとヤバい!となるわけです。

まさに未来を予測できる力の副作用というわけです。

人が未来を予測する仕組み等について知りたい方は、日本脳科学関連学会連合の「人は未来を予想できる?」の記事がオススメです。

なので、あなたがお金の心配をして疲弊することはごく自然なことです。

だからこそ「自分だけ心配してる」とか「自分は心配性で弱い人間だ」と決して思わないでください。

それでは

  1. いざという時のお金がなく不安
  2. 子どもや親の介護などで将来の出費がかかりそうで心配
  3. 働けなくなったらどうしようと悩んでいる

の対策に移ります。

①いざという時のお金がなく不安

対策は「他人を頼るべし」です。

いざという時というのは「自分や自分以外の大切な人が病気になったけどその治療費が払えない」や「結婚式をするお金がない」などが考えられます。

現実的な対策は預貯金を増やすことですが、預貯金を簡単に増やせたら苦労はしないですよね。

ですので、いざという時のお金がない場合、他人を頼ってください。

「他の人に頼っていいんだ」と思うだけで、この手の不安はグッと少なくなります。

今はインターネットで容易に他者と繋がれるため、昔より簡単にお金を集めることができるようになりました。

自分や自分以外の大切な人が病気で苦しんでいる人がいてお金が無かったら、寄付を募ればいい。

結婚式のお金がなかったら、クラウドファンディングを利用して資金を集めればいい。

さいた

親が居れば、親からお金を借りるのもありだと僕は思います。

いざという時のお金がない場合こそ、何でも自分で解決しようとせず、誰かに頼って頂けると嬉しいです。

②子どもや親の介護などで将来の出費がかかりそうで心配

対策は「直近3年間の出費を概算すべし」です。

直近3年は僕の経験上の数字で、特に深い理由はありません。

ですので、3年間の概算が難しい場合は来年1年の概算でもOKです。

要するに、子育てや親の介護費用は「漠然と高額な金額がかかりそう」と思ってしまいがちなので、一旦数字にしようぜってことです。

また見積りを行う際には、国や自治体からの給付金も考慮して計算してください。

以下一例として、子供が生まれた時の直近3年間を概算してみます。

この場合、発生するのは子供を育てるための食費やベビーカーやおもちゃなど購入費、医療費などです。

子供を育てるための生活費を月々2万円とすると、3年間で72万円必要になります。

またベビーカーやおもちゃ代、医療費を3年間で合計70万円と仮定しておきます。

さいた

月々の生活費、おもちゃや医療費は周りの家庭を参考に決めてください。

そうすると直近3年の出費は、72万円+70万円=142万円になります。

一方で児童手当は3歳未満だと月に1.5万円もらえるため、3年間で54万円給付されます。

児童手当の金額
画像元:内閣府(児童手当制度のご案内)

児童手当は一定の所得がある場合、給付の対象外になりますのでご注意ください。

また出産育児一時金は、一律で42万円が支給されます。

ですので実質負担は3年間で、142万円-54万円-42万円=46万円になります。

46万円を小さな金額とは言いませんが、「一体いくら必要なのだろうか」という漠然としたはある程度消えると思います。

ですので、漠然とした大きな金額がかかりそうと感じた時には、一度数字にしてみてください。

③働けなくなったらどうしようと悩んでいる

対策は「悩まない」です。

「おいおい、精神論かよ!」というツッコミをもらいそうですが、これにはちゃんと理由があります。

理由は日本は少子高齢化なため、「選ばなければ」働き口はいくらでもあると考えられるからです。

繰り返しになりますが、希望通りの職に就けるかは別として、お金を稼ぐという意味では働き口は沢山あるのかなと。

ですので、心身の健康に気を付けていれば、働き口に困ることは少ないと僕は考えています。

また万が一体が動かなくて働けなくなっても、生活保護を受けることで解決できます。

日本で生まれてきた以上、必要最低限の生活はできますので本当にありがたいと僕は感じています。

まとめ

①:いざという時のお金がなく不安。
対策:他人を頼るべし。寄付やクラウドファンディングなどを利用すればお金は集められる。

②:子どもや親の介護などで将来の出費がかかりそう心配。
対策:直近3年間の出費を計算すべし(3年が難しければ1年で概算)。一旦数字にすることが大切。

③:働けなくなったらどうしようと悩んでいる。
対策:悩まない。選ばなければ働き口は沢山ある。

お金の心配ばかりで疲れた方の詳細な心境と、それに対して僕なりの対策をお話ししました。

日々お金の不安を抱えている方が、少しでも楽になれば幸いです。

ABOUT ME
さいた
お金・恋愛で失敗してきた30代男性|マッチングアプリ歴5年→交際1年→入籍|趣味:健康管点・金融投資