周りが結婚をし始めたし、自分もそろそろ。
結婚しなくてはと、焦ったことありませんか?
僕は過去にマッチングアプリで婚活をしていましたが、当時、結婚に対する焦りがありました。
交際10か月を経て運よく自分と似たような方と結婚をすることができましたが、結果的に離婚をしてしまいました。
結婚と離婚経験を通じて、反省すべきこと、学んだことが沢山ありました。
その中で「これだけは結婚を急いでいる方に伝えたい」ことがありまして、その内容について書こうと思ったわけです。
伝えたすぎて、タイトルに僕の言いたいことを書きました(笑)。
もう一度しっかりお伝えすると、結婚はゴールではなく、あくまでも過程です。
○○さんとずっと一緒に居たい、だから結婚をする。この順番を間違えてはなりません(結婚が先ではありません)。
この理由は、結婚が目的になると、困難や変化に耐えられず、不幸になってしまう可能性が高いからです。
イメージがつきやすいよう、具体的なケースを用いて解説していきます。
結婚が目的になると不幸になってしまう可能性が高い話
具体的なケースを2つご用意しましたので、それぞれについて、お話をさせて頂きます。
ケース①:子供ができなくなった
自分と血がつながった子供が絶対に欲しい、という価値観を持つ2人が結婚したとします。
結婚後、中々子供を授かることができず、病院で検査。その結果、体質的に子供を授かれないことが判明しました。
この夫婦の間には、何が起こるのでしょうか。
お互いの子供を作るという目的が、達成できなくなったわけです。
その結果、想像通り、良い関係は維持できなくなりそうですよね。
そして「こんなはずではなかった」と嘆き、不幸だと感じてしまいます。
一方でずっと一緒に居たいが先にあると、「2人だからこそ楽しめることもあるよね」と、ポジティブな側面に目を向けることができます。
ケース②:パートナーが病気になり、働けなくなった
資産の最大化を目指している2人が出会い、結婚したとします。また2人はそれぞれ働いており、年収1000万円くらいだとします。
が、数年後、配偶者の容態が急変し、当面の間働けなくなりました。
この場合、資産の最大化という目的が崩れてしまうわけです。(医療費がかさみ、むしろ資産が目減りしますね)
もうお分かりでしょうが、この場合でも「こんな人と一緒に居る自分は不幸だ」と感じてしまうわけです。
ずっと一緒に居たいが先で結婚したのであれば「自分も頑張るし、あなたも病気を絶対に治してね」や「最後まであなたと一緒に戦いたい」と前向きな気持ちが芽生えてくると思います。
結婚すべきか迷ったら、やめておけ
最後になりますが、この人と結婚すべきか迷った時点で、結論は出ているお話をさせていただきます。
同棲中あるいは婚約中に「この人と本当に一緒に居るべきか?」と、迷うことがあるかもしれません。
で、その時にメリット・デメリットを列挙し、メリットの方が大きいようだったら結婚するみたいな話を聞いたことありますが、それは結婚の本質ではありません。
繰り返しになりますが、○○さんとずっと一緒に居たい、だから結婚をするんだ。この順番を間違えてはダメです。
結婚のメリット・デメリットを考えている時点で、次に進んだ方がいいと僕は考えています。
結婚を焦っている方が本質を間違えてしまい、かえって不幸にならないことを願っています。